
台湾人ならきっと誰もが知っている遊びだと思います。
滞在中2年連続で春節を過ごしたので、台湾人の友達と一緒に遊びました。
一人が莊家Zhuāngjiā(親)になり、莊家自身に1枚と、閒家Xián jiā(子)にトランプを1枚づつ配ります。残りのトランプはカードが見えないように伏せておきます。
トランプのAは1点。2から10まではそれぞれ2点から10点になります。J,Q,Kは0.5点です。合計で10.5点ちょうどか、それに近い10.5点未満の数なら勝ち。11点になると負けです。
莊家と閒家の勝負なので、莊家が9点の時、閒家が合計8点なら閒家の負けです。逆に莊家が9点の時、閒家が10点なら閒家の勝ちです。
子は、最初に自分に配られた1枚のカードを見て、追加でカードがいるかどうかを判断します。
不要な場合は、そのままの数で勝負です。
追加でカードが必要な場合は、「要」といい、山からカードをとります。
さらに必要な場合は、また「要」といい、山からカードをとります。
例えば、最初に配られたカードがAだったら、1点しかないので絶対追加で必要です。
次にめくったカードが8だとしたら、合計で9点となり、10.5を超えるリスクが高くなるので追加はしません。
別の例で、最初に配られたのがAで、次にめくったカードが3だったとします。合計4点だと莊家に負ける可能性があるので、もうもう一度「要」といって、山からカードをとったほうがよいかもしれません。
不運なことに、山からカードとったために、合計数が11を超えてしまった場合は、「爆了」といい、カードを表に見せてゲーム終了です。その時に使ったカードは、利用済みカードの山に置きます。
最後に、莊家と閒家がお互いのカードを見せ合い、どちらが10.5点に近いかを確認します。
このプロセスをずっと繰り返します。カードがなくなったら、利用済みカードの山を切って、数が見えないように伏せて置き、新しい山にします。終わるタイミングは、特に決まってないです。
最終的には、買った数が多かった方の勝ちです。
ちなみに、子は何人いても大丈夫です
ちなみに、台湾ではお金をかけるのが一般的なようで、私と友達は一回10NT(40円)で遊んでいました。ラスベガスのカジノで遊んだことがあるとは言え、お金をかけることに慣れていないので、すごく用心深く判断しつつ遊んでいました。といっても最終的には運なんでしょうけどね。多くて300NTぐらい勝ったと思います。