中国語を習って半年位経ったときのクラスでのアクティビティ
中国語の先生:「みなさん、ここまでいろんな単語を勉強しましたね。ここでおさらいをかねてゲームをします!これから1分以内に、「口」が付く漢字をたくさん書いてみてください。」
日本人の生徒: (日本語で必死に漢字を考えて書く)
他の国の生徒: (習った中国語の中から思い出して書く)
外国人混在クラスの中で、文字に関する課題が出ると日本人はとっても有利で、中国語の発音わからなくても、日本語で漢字をどんどん書いていけてしまいます。
でも、書けても、発音できないんですよね。(中国語学習者日本人によくある問題①)
しかも、日本語の漢字と中国語の繁体字で微妙な違いがあるので、それを見過ごしてしまうんですよね。(よくある問題②)
例えば、今2分くらいで考えてみたら、下記のような漢字が思いつきました。
「口品回図日目田昌晶吊明萌中問早言語国兄只」
あるある問題① 書けても発音できない
正直に言って「昌晶吊萌」の発音はぱっと見てすぐに読めないです。
他の単語のトーンに関してもきちんと覚えているかというと微妙です。。
あるある問題② 繁体字と日本式の漢字を混同
日本語の「図」は繁体字だと「圖」、日本語の「国」は繁体字だと旧字体と同じ「國」になります。
明らかに違う上記の場合以外にも、一見すると同じように見えても一部だけが違ったりしていることもあるので、新しい中国語の単語を学ぶときにはよく字を確認することが大事です。
・簡体字・繁体字・日本語全部違うパターン
・簡体字と日本語は同じだけれど繁体字だけ違うパターン
・簡体字・繁体字は同じだけれど日本語は違う/日本語にその漢字がないパターン
簡体字だけ違うものの例としては、草かんむりを3画で書かずに、十十と離して書く、糸へんを書く時の糸の下の部分をはなして書くなどがあります。
まとめ
自分でお題を考えて、知っている単語をリストアップしてみると、「あれ、どうやって読むんだっけ」「そういえばこの漢字は中国語(繁体字)でも同じ漢字を使っているだろうか」といった気づきが生まれると思います。それを手がかりに調べてみると、単語力を強化するのに役立つのではないかなと思います。
<参考>お題の例
水もしくはさんずいが付く中国語単語は?
人もしくはにんべんがつく中国語単語は?
ウかんむり・ワかんむりがつく中国語単語は?