中華料理から学ぶ文化と中国語―「舌尖上的中國」の紹介

みーやん のアバター投稿者:

中国語を勉強していて、中華料理に興味があるあなたへおすすめするのは、「舌尖上的中國」という中華料理のドキュメンタリーシリーズです。Youtubeで見ることができます。

おすすめ理由1 クオリティが高い

日本でいうとNHKにあたるCCTVが作成しているので映像のクオリティが高く、落ち着いたナレーションで聞きやすいです。中国語字幕も入っています。

ドキュメンタリーなので、料理のシーンだけでなく、料理が作られている地域の特性が分かるような映像、人々の生活の様子などが映画のように映されています。音も臨場感があり、特に料理のシーンでは、材料を切る音、炒める音、揚げる音などがきちんと聞こえてくるので、一緒においしい香りまでしてきそうな感覚です。今流行りの(?)ASMR(Autonomous Sensory Meridian Response)を感じられる動画です。空腹時の閲覧には注意が必要かもしれません。

※ASMRとは

鉛筆でひたすら字を書く時の音、料理の音、工作をしているときの作業音など、ずっと聞いていたい、聞いていてリラックスできる、気持ちいいと感じるような音を聞いた時の反応のこと。(音以外もあり)特定の音フェチのために、ASMR専用の動画もあり。

おすすめ理由2 料理だけでなく、地域の特性や文化も理解できる

ドキュメンタリーなので、普通の料理番組のように「中華料理の材料と作り方を紹介する」というよりも、どの地域のどんな人が、どんな風に作っているかに焦点が当たっています。普通の村のおばさん、おじさんが材料を調達するところから丁寧に追っていきます。

特に中国のお正月(春節)のシリーズの年菜(おせち料理編)では、とっておきのごちそうを作る各地域のそれぞれの家族とその生活を丁寧に追っていました。

例えば、農村では、おじいさんとおばあさんが豚を追うところから食材の調達が始まり、山で燻製に使う草をとってきて、小屋で豚をじっくり燻製にする課程もしっかり記録されています。

朝鮮系の民族の村では村人総出でキムチづくりをしたり、台湾ではパイナップルを発酵させた調味料を作っていたりと、各地方の気候や特性に合った食材の準備をしていました。

おすすめ理由3 テーマに沿った番組がたくさんある

中国語のWikipediaによると、「舌尖上的中國」は第三シーズンまであり、各シーズンで7-8の番組があります。

シーズンごとの各番組のタイトルを見てみましょう。

最初のシーズン(第一季)は、5文字縛りで番組テーマがつけられています。

《自然的饋贈》(自然の贈り物)、《主食的故事》(主食のお話)、《轉化的靈感》(変換のインスピレーション)、《時間的味道》(時間の経過と味わい)、《廚房的秘密》(キッチンの秘密)、《五味的調和》(5つの味の調和)《我們的田野》(私たちの田畑)

自分が作らずに見るのを楽しむという意味では、《時間的味道》は見ていて楽しそうだなと思います。

また、《轉化的靈感》の内容が想像できないので、どんなものか見てみたいです。

次のシーズン(第二季)では二文字のタイトルに凝縮されています。《腳步》(足音)、《心傳》(心を伝える)、《時節》(季節)、《家常》(普段の食事)、《秘境》(秘境)、《相逢》(出会い)、《三餐》(3食)

このシリーズの中では《家常》と《三餐》が一番見てみたいです。一般家庭での料理は、お店のメニューにないものもあるので、こういったドキュメンタリーで知れるとよいなと思います。

最後のシーズン(第三季)は、1文字のタイトルでものすごく簡潔に表現されています。一文字で表現できるのがかっこよくて、中国語の良いところだと思います。《器》、《香》、《宴》、《養》、《食》、《酥》、《生》、《合》

甘いもの好きとしては、デザートを紹介しているであろう《酥》が気になります。また、香辛料の複雑な味わいについて知れそうな《香》も見てみたいと思っています。

まとめ

「舌尖上的中國」という中華料理のドキュメンタリーシリーズは中国語の勉強、文化の理解におすすめ

Youtubeでも見れる

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