2018年10月に北京旅行に行ってきました。気ままな個人旅行です。北京は初めてなので、定番スポットを巡りました。
これから北京旅行に行き、ツアーでなく、自力で万里の長城を観光予定の方に向けて、実際に行った時のことをシェアしたいと思います。
電車で行ける八達嶺ではなく、慕田峪をおすすめする理由
理由1 人が少ないので写真への人の映り込みが抑えられる
万里の長城に行ったら絶対写真撮りたいですよね。でも背景に人がたくさん映りこむとちょっと残念な感じになります。少し前に、Facebookでイモ洗い状態の万里の長城の写真を見ていて、こんな状態だったらちょっと嫌かも。。と思っていました。
なので、同じ風に考えている方には、少しアクセスの難易度が上がりますが、人が少ないところに行くのがおすすめです。写真を撮るときも、近くの人が写真を撮るのを少し待てば、同じような背景で後ろに誰もいない写真を撮ることができます。
理由2 歩く距離が最小限で抑えられる
万里の長城を歩こうと思えばいくらでも歩けてしまいますが、ちょっと疲れますよね。
私は万里の長城を観光する前日に、天安門→故宮・紫禁城→景山公園に行き、2.8万歩も歩いていたので、控えめな歩数で済ませたいと思っていました。
慕田峪へは、電車・バスで行くことができます。さらに、 慕田峪のチケット売り場からふもとまでシャトルバスで往復とし、行きはリフト、帰りはスライダーという組み合わせにしたので、あまり足が疲れることなく観光を楽しめました。
万里の長城の上は、平らな道と階段の上下があります。階段は急で、上るのも降りるのもちょっと怖かったですが、急なところには手すりがついていたりと、きちんと配慮されています。
慕田峪のリフトとスライダーは地上・頂上ともに出発地点が同じなので、高齢者や小さい子供など、歩くのが大変な方や、時間があまりない方などは、リフトで上ったところの展望台を楽しみ、少し上に登ってさくっと写真撮ったらすぐ帰るということも可能です。
八達嶺にもスライダーはありますが、降りていく場所が最初の場所と違うので、もと来た道に戻る場合は、余分に歩くことになってしまいます。
理由3 壁の凹凸が両面にある
一般的なお城の壁でイメージするのは上の部分に凹凸がある様子だと思います。
万里の長城の中でも、場所によっては片側の壁上部にのみ凹凸がついているところと、両側についているところがあるようです。慕田峪は両側が 凹凸であり、私がイメージする「 壁 」だったので、行ってよかったと思いました。
万里の長城への持ち物
帽子、サングラス、日焼け止め、防寒具、水、簡単な食べ物
水と食べ物はふもとの売店で買えますが、観光地値段なのと、ふもとより長城での時間を長くとりたいので、先に買って持っていくのがおすすめです。上にも売店はありますが、品数も限られているので、買い忘れがあればふもとの売店で買いましょう。
帽子は風が吹いて飛ばされないように注意が必要です。
アクセスに関する注意点!
百度地図のアクセス方法に素直に従って移動したんですが、思わぬ落とし穴がありました。 百度地図だと、「〇時〇分発〇時〇分着」という情報が出てこないので、乗車時間が何分間かわかるけれど、次何分発のにのればよいかがわからないのです。なので、待ち時間が意外と長いことに気づかないケースがあるので、注意が必要です。
慕田峪へは電車で最寄りのバス停まで行き、バスでの移動となります。途中バスの乗り換えありです。バスはローカルバスですが、途中高速道路(?)も走ります。
私は現地に行ってから知ったのですが、乗り換えるバスの時間に限りがあります。お昼に近い時間帯の本数は少なく、1時間以上間があいてしまい、バス待ちで多くの時間を使ってしまうので注意が必要です。乗り換え用バス停の前にはスーパーもあり、時間をつぶそうと思えばつぶせますが、せっかく近くまできて、スーパーで時間つぶすのはもったいないですよね。。
私はバス停についてからその事実を知り、たまたま近くに住むおじさん達何人かが白タク的なことをしていて、「次のバス来るまで1時間以上時間かかるよ。俺も慕田峪のそばを通るから、10元で乗らない?」と言われたので、おじさんの運転する普通の乗用車に乗りました。
私はぼったくられたりするのが怖いので基本は乗りませんが、バスの時刻表を見て、おじさんが言っていることが正しいとわかり、おじさんの服装や目を見て、悪い人じゃないと思ったので乗ることにしました。値段も10元で、良心的でした。(もちろん悪い人もいるので、各自、自己責任で判断してくださいね。あと、このおじさんとは中国語で話してました。英語だけだと乗せてくれるかどうかは不明です。)
私を載せてくれたおじさんは良い人で「あのバス停ではバス待ち時間が長いことを知らずに来た観光客が多いから、よくついでに載せているんだ。」と言っていました。また「慕田峪から市内に戻るバスの帰りの最終便は4時だけど、それを逃したらこのバス停でローカルバスに乗るとよい」とか、 「ゴンドラもいいけど、リフトとスライダーも面白いよ~」と教えてくれました。私はまさにリフトとスライダーに乗りたかったので、よい情報を入手できてよかったです。
目的地についたら、チップなども要求せず、最初に合意していた10元払うだけでOKでした。さらに、おじさんも車をおりて、 「チケット売り場はここだよ。トイレはこの先〇mのところにあるよ」と教えてくれて親切でした。
まとめ
個人旅行で万里の長城に行く方は、ちょっとアクセスのハードルが高いですが慕田峪にぜひ行ってみてください。背景に他の観光客を映り込ませず、両面が凹凸の壁の、よい写真が撮れます。また、体力に合わせて歩く距離を調節できるので、よいです。
出発の前には、バスで移動するときは乗り換えの時間もチェックするか、乗り換えのバス停前でタクシーに乗ることを想定していくとよいと思います。
同じ時期に万里の長城に行ってたんですね~(^^♪
私はツアーだったので、八達嶺だったと思います。
でも、個人で行くのは勇気いります( ;∀;)
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