マッサージは好きですか?
「働き方改革」という言葉がまだなかったころ、毎日残業続きで体がボロボロだったことがありました。まだ若かったので乗り切っていましたが、その時から、マッサージとか人の健康に良い影響を与える何かについて、勉強したいなと思っていました。
まず自分がマッサージを習って、誰かに教えてみんなでマッサージできるようになれば、よいなと思っていました。
今回は、タイマッサージと台湾足裏マッサージの両方について知っている私がで、それぞれがどんな感じかを共有したいと思います。
タイマッサージ
5年ほど前に、私はタイでタイ古式マッサージを習いに行きました。タイマッサージの学校はタイには複数あり、気に入った学校を選ぶことができます。
タイマッサージは一回受けたことがあるだけでしたが、タイで普通に観光だけするよりもよい思い出になるし、スキルが身につけばいつか使えるときが来るだろうと思いました。
私が通ったスクールは、 タイの古民家の中で授業を行っており、リラックスした雰囲気の中、ほぼプライベートな感じで授業が進みます。理論は日本人の先生が教えてくださり、マッサージの実技はタイ人の先生がタイ語で教えてくれて、日本人の方が通訳してくれました。しかも、授業の時に、タイ人の先生が私にもマッサージしてくださるので、ラッキーでした。数日のコースが終わると筆記テストと、2時間のマッサージの実技テストがあり、それが終わると、終了証がもらえます。短い有休休暇の間でも問題なくマッサージ留学ができるのでとてもよかったです。
タイマッサージを習った後、家族に何度かマッサージをしとても喜んでもらえました。
ちょっとした難点は、寝そべるスペースがないとタイマッサージをしようと思えないことと、きちんとしようと思うとタイマッサージは結構時間がかかるので、時間的なゆとりがあるときでないとできない点です。
私は家族と同居していないので、日常的にマッサージする相手がいなくて、タイミングもあまりなく、マッサージのスキルを結構忘れてしまったのがもったいなかったかなと思います。
台湾の足裏マッサージ
次に狙ったのは、台湾の足裏マッサージです。せっかく台湾に留学するんだから、足裏マッサージも学べたらいいなと思いました。
しかし、台湾ではマッサージを教えるスクールがあまりないようで、かつ、私のなかでは中国語と大学院の勉強が優先だったので、さらに、別の学校でマッサージを習うということはしませんでした。
ただ、ルームメイトがマッサージの仕事をしていた関係で、マッサージの師匠のところに連れて行ってもらい、その師匠からマッサージを受け、足裏マッサージのコツなどを聞くことができました。
その師匠のマッサージ店には、半年前まで乳癌で大変だったけど、今はこんなに元気でぴんぴんしているという女性が来たりしていて、マッサージの効果が本当にあるんだなと思う場所でした。
タイマッサージは、全身のSEN(セン、 リンパのようなもの )を意識して、循環を良くしてくのが重要なコンセプトなので、がんなどの病気の方に対してはマッサージできません。がん細胞が全身に行き渡ってしまう可能性があるため。
ところが足裏マッサージは、特定の部位の反射区を集中的に刺激することができるので、がんの方に施術してもOKなのです。もちろん、がんの女性は食生活や運動などいろんなことに気を付けていて、さらに足裏マッサージも受けていたので、足裏マッサージだけで癌が治る!というわけではありませんが、一定の効果があるように思えました。
しかも、足裏マッサージの良い点は、自分の足裏も自分でマッサージできるので、マッサージする相手がいなくても、自分に対してマッサージできるという利点があります。
師匠曰く、足裏の反射区は、「人が後ろ姿に座っているときの姿」だそうで、頭が親指、足の指の付け根部分が肩、足の中央部が消化器で、かかと部分は生殖器になります。そうイメージするとわかりやすいなと思います。
足裏は学びやすく、実践しやすく、役に立つスキルで、学べてよかったと思いました。
マッサージまで学ばれているとは、すごいですね(*^^)v
ガンの人がタイ式できないという話、勉強になりました(^.^)
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