
大久野島。存在を知った時から、私にとっては夢のような島でした。もちろん、毒ガス製造の歴史なども知っていましたが、野良のうさぎたちがたくさんいて、無料で触れ合える。島全体が無料のうさぎカフェのようなものなのです。
ずっと行きたかったのですが、東京からだとちょっと遠いこともあり、後回しにしていましたが、今年は、国内旅行をいっぱいしたいなと思っていたので、一人でサクッと行くことにしました。
始発で東京から、新幹線で広島方面に出発。途中でローカル線に乗り換え、さらにバスに揺られ、そしてフェリーにのり、12時くらいに大久野島に到着しました。
出発の朝、うさぎたちのためにキャベツ半玉を切って、袋に入れてきましたが、フェリー乗り場での売店で、うさぎの餌も念のため購入しました。
大久野島の中では、うさぎの餌は売っていないので、先に準備しておくのが大事です。
また、フェリー乗り場ではおにぎりなどの軽食も売っていますが、私が行った日はもう売り切れていました。麺類はあったのですが、茹でるの待つとフェリーが出発してしまう時間だったので、ちょっと物足りない昼食タイムでした。駅のそばのコンビニで、バスが出発する前に何かを買った方がスムーズだったと後悔しました。

島はコンパクトながら、アップダウンもあり、高台に上ると景色が最高です。高台に上る途中にも、うさぎさんたちが多くいる場所があったりして、癒されます。
野良のうさぎ界にも、野良猫のような上下関係や、なわばりがあるようで、ボスうさぎ的なうさぎが、えさを独り占めにしようとして、仔うさぎがえさをもらうのを阻んだり、力の弱いうさぎから横取りしたり、威嚇して餌の近くにこれないようにしているのを見るとちょっと複雑な気持ちでした。
けがをしているうさぎや仔うさぎがちゃんとえさをもらえるように、工夫して餌をやったりするようにしました。うさぎはあまり目が見えていないのか、猫と比べて鼻がそこまできかないのか、餌がすぐそこにあってもちょっと気づかないことがあったりするので、なるべく、弱いうさぎが気付きやすいように目と鼻の先に餌を置くなどで工夫しました。
でも餌に群がりすぎると、一羽のかわいいうさぎの姿を写真に写せないので、餌と写真撮影のバランスが必要でした。

あと、野良のうさぎたちなので、「人から餌をもらうのは好きだけど、触られるは嫌」のようです。餌をあげながらさりげなくなでることしかできませんでした。猫のように、ずっとなでられてくれるということはなかったので少し残念でした。
ただし、餌がある場所であれば、登ってくるので、膝の上に誘導することは可能です。ある観光客の方はエプロンを持参しており、餌でうまく釣りながら、エプロンの上にうさぎがこれるようにしておき、うさぎを膝の上に乗せるのに成功していました。
目が真ん丸で、鼻をひくひくさせていて、本当に愛くるしい動物だと思います。
4時間弱、うさぎたちを愛でたところで、満足して帰りました。うさぎは本当に可愛いのだけれど、最終的には私は猫派だなと思ったのでした。
大久野島では、冬の訪問者が少なくなるため、餌が不足するそうです。餌は島に訪問した時に直接あげる分だけの持ち込みで、餌を多く持っていっても他の野生の動物に横取りされる、人がいないところで餌に夢中になっているうさぎが他の動物に狙われてしまうといったことがあるそうです。
なので、大久野島にこれから行こうと思っている方は、ぜひ、冬にも行ってみていただくことをお勧めします。おそらくうさぎたちは冬毛モードになっておりもっとモフモフで、かつ餌をくれる人が少ないのでより(うさぎに)モテると思います。笑。私も、うさぎに癒されたくなったらまた大久野島行こうと思います。