飛行機操縦シミュレーターでパイロット体験をしてきた話

みーやん のアバター投稿者:

飛行機の操縦に興味ありますか?最近パイロット体験をしてきたので、パイロット体験をしようと思った理由、当日の様子、体験して思ったことを書こうと思います。

パイロット体験をしようと思った理由

私の自動車免許はゴールドで、ペーパードライバーです。免許取得後の運転経験は田舎の峠道を3回程度。

そんな私ですが、珍しい乗り物に乗るのが大好きです。

そして、珍しい乗り物の運転にも興味があったりします。

飛行機は珍しい乗り物ではないのですが、飛行機の運転経験は珍しいなと思って、ずっとやってみたいなぁと思っていました。

でも、実際に自分が運転して飛ぶのは怖すぎる、かつ高いし、(沖縄のフライト学校で実習するやつだと5万以上します)

かといって、あまり本格的じゃないものだと操縦した感が味わえないなと思っていて、どうしようかな~と思っていた時に、羽田空港のそばで、操縦体験ができ、費用もそこまで高くない場所を発見したので、フライト体験をすることにしました。

パイロット体験当日の話

体験した場所は駅から10分ほどの距離にあり、公園のそばのビルの1階部分にあります。マンションっぽい外観のビルで、看板も小さいので、一回は通り過ぎてしまいましたが、その後看板を発見し、無事到着しました。

中に入ると待合室があり、椅子が、飛行機の座席になっています。

窓から見える景色も動いているのでより本格的な感じがします。

待合室にはパイロットや飛行機マニアの方が読みそうな雑誌が置いてありました。

飛行機大好きな人にはたまらないだろうと思います。

私が行った場所では本格的なシミュレーション体験ができるので、実際のパイロットの方も練習に来ることが多いそうで、スタッフの方曰く、私の前に体験されていた方も本職の方だそうです。

私の順番がきて、スタッフの方と運転席に入ると、

映画やドラマに出てきそうな操縦席の風景が広がっていました。

ボタンやレバーがたくさんありすごいです!!

操縦席には2つ座席があり、スタッフの方が副操縦士側(右側)に座り、

私は操縦士側(右側)に座りました。

自動車教習所の実技練習と同じで、スタッフの方がいろいろ教えてくれるので、

その指示に従えば、自動車がペーパードライバーの私でもちゃんと運転できるようになっています。

上の真ん中にある「シートベルトを締めてください」のボタンを押す経験もできます。押すと聞きなれた「ポーン(シートベルトをお締めください)」の音が出ました。

今回は、羽田を出発して一回りして帰ってくるフライトでした。飛ぶ前に滑走路まで移動→離陸→首都圏上空を飛ぶ→着陸という流れです。

飛行機を運転する体験を通して感じたこと

多くの命を預かることの重大さ

離陸前にスタッフさんはさらっと「ちなみに、今日は後ろに160名乗客がいます」といいました。私は単なる「体験」ですが、実際に多くの方の命を預かるパイロットの方がたが日々どれだけのプレッシャーのもとで仕事をしているのか考えると、本当にすごいことだと思います。

運転の複雑性

自動車の運転時にはハンドル操作は前後左右だけですが、飛行機の操縦では、ハンドルが上下左右となります。しかも、離陸前・着陸後に地上で移動させるための足のペダル操作も必要です。

操縦席には速度・高度を表示している画面があり、理想の高度とスピードの範囲内に収めるために、微妙な操作が必要です。(もちろん、自動操縦モードにしたら、機械が自動でやってくれますが。。)

自動車では歩行者と他の車に注意が必要ですが、飛行機の際には管制官とのコミュニケーションも必要になります。操縦士用、副操縦士用にキーボードがあり、必要なデータを片手でカタカタと打ち込む必要があります。ちなみに、私はキーボード操作はせず、スタッフの方がしてくださいました。)

ちなみに、操縦席には羽田の管制塔のリアルタイムの通信音も入っていました。

見る景色とスピード感の違い

操縦席からは見える景色はまさにグーグルマップのような感じで、全体を俯瞰して見れて、地形もわかります。電車や自動車では見れない景色が、パイロットの日常の景色なんだなと思いました。いろんな場所のリアルなグーグルマップ的風景を正面から見られるのは、パイロットの特権だなと思います。(操縦に集中していると思うので、じっくり見たり、風景楽しんでいる余裕はないと思いますが。。)

今回は首都圏上空のフライトだったので、電車で1時間くらいの距離にも数分で到達し、まさに「ひとっ飛び」のような状態でした。

まとめ

海外旅行などで普通に利用している飛行機ですが、パイロットの体験を通して、新たな発見や気づきがありました。

そして、次に飛行機に乗るときの楽しみができました。例えば、「ポーン」というシートベルトサインの音を聞いたら、「あ、上の方のボタンを押したんだ」と思うようになるとか、機長がどんな席に座って、どんな景色を見ているか、思い浮かべることができるようになったのでよかったと思います。

3件のコメント

    1. 実際にコックピットに入る経験があるのはすごいですね!私も入ってみたかったです~。
      しかもハワイ、まだ行ったことないので、行ってみたいです♪

      いいね: 1人

tabisurueiyoushi への返信 コメントをキャンセル